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【パティシエ専門学生に聞いてみた】高校生のうちにやっておいた方がいい3つのこと

もしあなたが高校生ならば、将来のことについて考え始めているでしょう。

大学にいく?専門学校にいく?働く?

様々な選択肢があるなかで大切なことは「将来に向けて今から動き出すこと」です。

つまり、実際に行きたい学校のことを調べたり、オープンキャンパスへ行ったりすることです

でももう少し、将来のためにより良い時間を過ごしたいのであれば、具体的な夢や目標を持つことです。

例えば、パティシエになりたいのであれば、パティシエの国家資格である製菓衛生師の合格を目指し勉強をしてみることです。

夢や目標が決まると効率的な行動もできます。

でも現実は何をしたらいいかわかりませんよね。

今回はパティシエの国家資格を取得した専門学生に高校生の内からやっておいた方がよい3つのことをお伝えいたします。

パティシエの専門学生に聞いた高校生の時にやっておいた方がいい3つのこと

製菓衛生師の専門学生も昔はみなさんと同じ高校生でした。

今だから感じる高校生のうちにやっておいた方がよかったなということをまとめました。

・進路や志望校を早めに決めておく

志望校や進路は早く決めておいて、そのための準備を高校2年生ぐらいからしっかりとやっておけばよかったという声はたくさん聞きます。

悩めば悩むほどわからなくなり、不安を抱えながら高校生活を送るということがないように、具体的でなくてもいいので、パティシエの勉強をしたいという風に大まかに決めておくだけでもかなり違うと思います。

逆に志望校や進路を早く決めてしまった専門学生である先輩はパティシエの国家資格である製菓衛生師についての勉強も高校生の内からできたと言っています。

・お菓子作り

意外だと思うかもしれませんが、製菓の専門学校に入学した先輩のほとんどはお菓子は好きだけど、お菓子作りはあまりしてこなかったという人が多いです。

もちろん製菓専門学校は初心者でもプロのパティシエになるための技術力を身につけることができるカルキュラムを用意しているので安心ですが、少しでも入学後の学生生活をより楽しむためにはパティシエに関する知識を勉強しておいたほうが良いでしょう。

いまとなっては動画サイトやSNSでお菓子作りに関する知識を独自で収集することは可能です。

自分なりに作ってみて、写真を撮りためて、専門学校に入学したあとに先生に見てもらうことできます。

・実際にパティシエの資格を持つ人に話を聞く

やはり一番情報を聞くにはインターネットで調べるよりも実際に話を聞くことが大切です。

製菓衛生師の試験問題や専門学校の雰囲気など、人によってとらえ方は違いますが、自分に必要な情報だけを参考にしてみるだけでいいかもしれません。

もし、自分が兵庫県外の出身者の場合であれば、友達はちゃんとできるか、一人暮らしの生活はどうか、などに絞って聞いてみると入学後のイメージもつきやすいかと思います。

神戸国際調理製菓専門学校のオープンキャンパスに来ていただければ、先輩であるパティシエの学生がみなさんの疑問にお答えしますよ。

パティシエになるために高校生でもできること

では具体的にパティシエになるために高校生でもできることはなんでしょうか

3つを紹介します

・フランス語の勉強

製菓専門学校を卒業後はフランスに行って修行をしたいと思っている人もいるでしょう。

その時に必要なのがフランス語です。

ちなみに『パティシエとパティシエールの違いとは?』の記事でもおつたえしましたが、パティシエという単語もフランス語です。

学校でも実習ではフランス語の専門用語を多用する場面が多くなります。

製菓実習で配られるレシピはフランス話で書いてあることがあります。

お菓子を作るときに使う材料(小麦粉、卵、砂糖など)の名前や道具(包丁、まな板など)の名前や動作(切る、漉す、焼くなど)の専門用語は覚えておいて損はないでしょう。

神戸国際調理製菓専門学校の製菓スペシャリスト本科では2年生ではフランス語を勉強するので安心ですが、普通のパティシエの専門学校ではほとんど勉強をしません。

高校生の間に少しでも勉強しておけば安心できますよね。

・ケーキの種類と材料を結びつける

材料の名前を作るものと一緒に覚えておくことはとても大切です。

例えば、小麦粉でも薄力粉や強力粉などがあったり、砂糖でも粉糖やグラニュー糖といった種類があります。

そして作るものによってどれを使うか変わってきます。

例えば、タルトだったら粉糖を使うとか、スポンジケーキを作るときにはグラニュー糖を使うだとか。

いまの在校生でもよく間違えることなので今のうちにしっかりと覚えておくといいでしょう。

・パティシエの仕事を体験する

ケーキを一台作るにも作業にはたくさんの工程があります。

例えば、いちごのショートケーキならば、スポンジを焼く作業、いちごの飾り付けをする作業など、一つ一つの異なる作業工程があるでしょう。

これら全ての工程を一人でしていては時間がかかります。

なのでお店では一人一人が協力して違う工程を任されているものです。

なぜなら実際にお店でケーキを売るときは一日で何十台と完成させなければならず、一人で全ての工程をやっていてはたくさんのケーキを販売することができません。

ケーキの製造量は売り上げもにも直結するため分担作業は必須です。

製菓長であるパティシエが一人で全ての工程をしているところはほとんどありません。

そこで必要なのが、製菓長のサポート役の単純作業ができるパティシエです。

その時に大切なのが「基礎技術」です。

具体的にはスポンジをスライスする作業や、果物をカットする作業、クリームを塗る作業などです。

製菓専門学校ではこのような「基礎技術」をマスターする場所です。高校生の間にケーキ屋さんにアルバイトすることで少しでも触れることができます。本気で製菓専門学校に入学を考えている人はできればケーキ屋さんでアルバイトし、製菓衛生師の仕事を体験しておきましょう。

最後に

高校生ができることは限られていますが、高校生の間にしかできないこともたくさんあります。

まずは具体的な目標を見つけること。

そして行動すること。

そうすれば、プロのパティシエも夢ではありません。


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