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製菓専門学校の入試ではどんなことをするの?

憧れの職業につくために、手に職をつけるために、製菓専門学校という選択肢をした場合、入試はどのように行われるのでしょうか?
一般的な製菓専門学校での入試の仕組みについて説明していきます。

○AO入試

AO入試のAOとはAdmissions Office(アドミッションオフィス)の頭文字をとったもので「この学校で学びたい」という学習意欲や熱意、またその人の個性や能力等を評価する入試です。

もともと”Admissions”とは「入学」を意味し、”Office”は「会社」や「事務所」を表しています。つまりAOとは「入学を管理する場所」という意味あいが強いため、AO入試での入学を望むのであればその学校が求める学生像をイベントを通じ理解を深める必要があります

今や大学でも専門学校でも当たり前のように行われており、一般入試よりも一般的ではないでしょうか。
製菓専門学校を始めAO入試はエントリーが早いことが多く、6月にはエントリーシートを提出することが多いため、早めに進路を決めたい人、行きたい学校が決まっていて早くから準備したい人にオススメです。

選考は面接や書類で行われることが多く、その両方の場合もあります。
学校からの推薦ではなく、高校での成績はほとんど関係ありません。入学して、どれだけ頑張りたいかを試験でアピールすることになります。
人格重視の入試であり、熱意をアピール志望動機や将来について考えていることを文章や面接で専門学校側に伝える力が必要です。

この時面接官は「この人は調理製菓業界に向いているな」とか「学校できちんとやっていけるかな」などを見ています。
何となく進路を迷っているけど、早めに決まるなら受けてみよう、と選ぶ入試ではありません。
しかし、文章力やコミュニケーション能力に自信がない人もいるでしょう。
練習をして場数をこなすことで対策出来る能力なので、入試までに何度も練習することをオススメします。
エントリーから合格まで段階を踏むので期間は長くなる傾向にあり、夏から秋頃には進路が決まるため、入学までに期間がたっぷりあります。
「今のうちにやりたいこと」をすることもできるのが嬉しいポイントですね。
アルバイトをして学費に充てることもできますし入学前の準備期間ということを留意して勉強の準備もしっかりしておきましょう。

神戸国際調理製菓専門学校の場合、合格後は授業料の半額が支給される特待生奨学金制度にも挑戦することができます。詳しくは制度の説明については「授業料の半額を支援!「特待生奨学金制度」について」のブログをお読みください。

○推薦入試

専門学校にもよりますが、自己推薦か高校推薦かどちらかで出願することができます。
今までの高校生活において、成績や部活動、アルバイト活動など、自分をアピールできることがある人にオススメです。

ただ専願と言って、基本的に他の学校の滑り止め等で推薦入試を受けることは出来ません。
合格すれば原則入学しなくてはいけないので、しっかりと学校を選び、目的を明確にしてから出願しましょう。

高校推薦は成績や学習態度等の条件を満たせば、学校から推薦してもらえるため、合格率も高いです。
書類選考のみで合格することもあるので、比較的負担の少ない入試になります。
仮に学校から推薦が貰えなくても自分で自分を推薦する自己推薦で出願することもできますので、自己アピールに自信のある人は挑戦してみましょう。

○一般入試

AO入試や推薦入試に比べると進路が決まるのが遅くなりますが、専門学校では出願を3月まで可能としていることも多いので、ぎりぎりまでどの学校にするか迷っている人や進路に悩む人には自分なりのペースで入試を受けられることが大きなメリットです。多くの専門学校は併願を認めているため、第一志望に落ちてしまった場合に挑戦する、といった選択も可能です。

製菓専門学校の一般入試は大学と違って学力試験がなく、書類や面接で行われることが多くなっています。
試験を設けている場合も適性検査に近く、難易度の高い試験ではないため受験勉強が不要といえます。
必要なのはやはり、入学してから製菓について学ぶ意志と熱意です。逆に言えばどれだけ勉強が出来ても学ぶ意思が感じられなければ不合格となる可能性もあるでしょう。

なお併願で受ける場合は専門学校をいくつも受けることができますが、一般入試への出願は学校ごとにお金がかかるのを忘れないでおきましょう。
「いくつも受けて受かったところに行こう」ではなく、パンフレットやオープンキャンパスで候補を絞っておくことが重要です。

○社会人入試

高校生ではなく、すでに卒業してからの入試も製菓専門学校は広く受け付けています。
一旦は違う道に進んだものの製菓の道に進みたいと決意を新たにした社会人の方、働き始めてから自分の目指したい夢が見つかった方、大学卒業して再度学びなおしたい方等、専門学校では様々な方が学びを求めてきます。
社会人入試と言っても入試方法自体は一般入試とそれほど変わりはありません。
大学時代や社会人時代に経験したことをアピールポイントとして面接に臨みましょう。
様々なことを経験した分、製菓について学びたいという気持ちはもしかしたら高校生より高いかもしれません。モチベーションの高さは学びの吸収率につながります。

※神戸国際調理製菓専門学校では社会人入試はなく社会人のかたはAO入試と一般入試での出願になります

以上が製菓専門学校で設けられている主な入試方法です。
神戸国際調理製菓専門学校の入試情報についてはHPにも記載していますが、資料を請求いただけるとより詳細な内容や願書の確認が可能です。すぐに知りたい場合は「2020年4月入学者のための入試の仕組み|受験の方法と種類」を解説をご覧ください

自分に合った入試方法が分からない場合でも、オープンキャンパスやお電話でご相談が可能です。