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調理師専門学校の選び方|チェックするポイントと優先順位は?

調理師を目指すための専門学校は全国各地にあり、それぞれ強も、細かなカリキュラムにも差異があります。

中には海外に留学できる学校もあれば、学費が安く通いやすいところもあります。

様々な条件がありますが、結局どういったポイントに注目して学校を選ぶべきなのでしょうか。

このページでは必ずチェックすべきポイントと、優先順位の付け方についてご紹介いたします。

調理師専門学校とは

主に調理師を養成する施設として調理師法に基づき厚生労働省が指定をする専門学校のことを指します。

調理師専門学校で学べることは調理や栄養や衛生に関することで、卒業と同時に調理師免許を取得できる学校がほとんどです。

一般的に座学では栄養学や食品学、調理理論を学び、調理師として必要な知識を身に付けます。

一方で実習については最新の調理器具の使い方や食材の扱い方を学びながら基本的な調理技術や応用技術を身に付けます。

詳しい、授業内容は1年制と2年制で違いますが、より専門性を極めたい人は2年制学科をオススメです。

神戸国際調理製菓専門学校も1年間調理を勉強する調理師科と2年間調理を勉強する調理スペシャリスト本科の2種類の学科があります。

2種類とも卒業と同時に調理師免許を取得できるカリキュラムとなっておりますので、国家試験を受ける必要はありません。

学校選びをする際の5つのチェックポイント

皆さんはどのようなポイントで進学するポイントを決めますか?

学校の雰囲気だけで決めてしまったという人も中にはいらっしゃるかもしれません

入学した後こんなはずじゃなかったとならないためにもいくつかのチェックポイントをご紹介いたします。

チェックポイント①就職率

調理業界のみの話ではありませんが、専門学校とは基本的に業界への就職や開業を目指すために、専門的な知識や技術を身につけるための養成施設です。

そのため最大の目的である就職率については、まず必ずチェックする必要があります。

またここで注意しなければいけないのは、関連業界への就職かどうかです。

一部の学校では、全く関係のない業界への就職でも確率にカウントしたり、就職できなかった学生は就職希望じゃなかったとして就職率に数えない場合があります。

そのため、学校HPやパンフレットで業界への就職率・就職実績をしっかりと確認した上で、何名が希望通り就職できているのかも出来る限り確認しておきましょう。

神戸国際調理製菓専門学校の就職についてはコチラから

チェックポイント②学費

よく学費の安さだけを見て学校を選ぶ人がいます。

しかし忘れてはいけないのが、『なぜ調理師専門学校は学費が高いのか』のブログでもお伝えした通り、学費が何に使われているから高くなっているのか、ということです。

一般的に調理系の専門学校は実習に使う材料がかかる分、他の分野より合計の学費がかさみます。

また学費欄にはなくても諸経費や課外研修などでかかる費用を合わせると思っていたより高くなるというケースもあります。

当然旧式設備が一つだけの学校に比べれば、最新設備が一人一つ使える学校の方が設備費も高くなります。

高ければ高いほどいいわけではありませんが、自身がどういう環境で学びたいか、必要なカリキュラムは何なのかを考え、最適な学校を探さなければいけません。

それにはパンフレットの請求の他、実際にオープンキャンパス等で設備を見に行くことも必要です。

安くはないお金がかかる以上、事前に調べられることはしっかり調べましょう、

チェックポイント③カリキュラム

当然ですが、調理師免許を目指すのであれば、卒業だけで取得が可能な学校なのかは調べておくべきです。

調理師の専門学校の学科を選ぶときに役立つ3つの視点』でもお伝えした通りスキル、資格、卒業後の進路の3つの視点はとても大切です。

あとは何系の料理を主に学びたいか、どちらかと言えば知識を重視したいのか、調理だけではなく製菓分野も経験しておきたいかなど自己分析も必要です。

カリキュラムは自身の努力でどうにかなるものではありませんので、入学前にしっかり把握しておきましょう。

チェックポイント④学校の雰囲気

最近専門学校選びで重要視する点として多いのが、学校の雰囲気です。

少なくて1年、多くの方が2年以上在学して生活を送る学び舎なので、自身を取り囲む環境はなにより大事と言っても過言ではありません。

学校や先生の雰囲気については実際に校舎に行ってみないとわからないことも多いので、やはり学校選びの際にはオープンキャンパスへの参加は重要となってきます。

チェックポイント⑤立地

多くの学生が通学に50分近くかけているという事実があり、往復にすれば1時間半以上となります。

実家か一人暮らしかにもよりますが、1日1時間半で勉強したり余暇を楽しむことが出来ると考えると、やはりアクセス面で無理するのはよくありません。

どうしても学びたい講師がいる、どうしてもその学校のカリキュラムが自分には必要だ、というこだわりがない限りは、最寄り駅の駅近を最上位として校舎の立地を考えていきましょう。

優先度の決め方をご紹介

優先度とは自分自身が専門学校で何を一番重要視するかですが、言い換えてしまえば何が足りなくても問題ないかを考えることです。

専門学校はたくさんあり、それぞれいいところ悪いところがあります。

それも人によっては良いところがデメリットだったり、悪いところがメリットに感じたりもします。

優先度①カリキュラム

調理師免許が必要であれば取得可能な学校であること、程度で最初はいいかもしれません。

他には海外研修がカリキュラムにある、神戸国際調理製菓専門学校だとレベルアップレッスンがあるなど他の専門学校にはない特殊なものがあれば、チェックしておくポイントです。

優先度②立地

極端な話、大阪に住んでいて実家から通う場合、東京の学校には通えませんよね。

でも大阪であれば近郊の兵庫・京都・奈良・和歌山あたりは候補に入ってくるでしょう。

もちろん一人暮らしするのであれば、寮だったり下宿先からのアクセスが重要です。

その後は就職率を調べ、オープンキャンパスで実際の立地や学校の雰囲気を比較します。

2~3校まで絞れれば、あとは学費のバランスで1校に絞るのみです。

この優先順位の決め方はあくまで一例ですが、もし何から決めていいのかわからない方は参考にしてみてくださいね。

〇この記事の執筆者〇-

神戸国際調理製菓専門学校

本校は神戸で唯一、調理と製菓が学べる学校です
「一人ひとりの味を、ずっと応援」をコンセプトに調理と製菓、それぞれに幅広い視野をもったプロを育成しています。料理を2年間勉強するコースである調理スペシャリスト本科では調理師免許の他に「介護食士3級」「食育インストラクター」など在学中に最大9種類もの資格を取得可能です。お菓子を1年間勉強する「製菓衛生師科」や2年間勉強する「製菓スペシャリスト本科」では製菓衛生師の受験資格を取得可能です。

フランス・パリの街並みを再現した1Fエントランスは学生カフェを併設しております。JR元町駅から南に徒歩3分。