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製菓専門学校が教える!通信課程のメリット・デメリット

製菓専門学校に通信課程があるのをご存知でしょうか?

パン職人、和菓子職人、洋菓子職人等、製菓専門学校の昼間部や夜間部では座学の他に実習を多く経験して目指す職業ではありますが、それとは別に通信課程も存在しています。

神戸国際調理製菓専門学校は「神戸で唯一、調理と製菓が学べる学校」として毎年最大200名を業界に送り出していますが、 通信課程が設置されていない専門学校です。

今回は設置されてないからこそよくわかる通信課程のメリットとデメリットを紹介していきます。

○メリット①学費が安い 

学費の安さ、これがやはり1番分かりやすいメリットです。

製菓専門学校では初年度納入金額が大まかに昼間部で180万ほど、夜間部で100万ほどとなりますが、通信課程だと20万ほどで抑えられます。

学校により差はありますがだいたい昼間部の8分の1から10分の1という計算になります。

数百万となるとかなり大きい額ですので出費が抑えられるのはとてもありがたいですよね。

学費については学生であれば保護者に出してもらうか、奨学金をもらうか、自分で稼いで支払うかになるかと思いますが、通信課程の数十万であれば、自分で出すことも十分可能です。

ここで出費を抑えておいて将来自分の店を持つための資金として貯めておくのも一つの手段かもしれません。

通信課程は製菓分野の学費の多くは実習費としてなので、実習や設備利用が少ない分、定額に抑えられるわけですね。

ちなみに昼間部の製菓学科に通う場合、大体いくらぐらいが必要かは「【解説つき】製菓専門学校にいきたいけど学費はいくら必要?」のブログをご覧ください。

○メリット②無理なく学べる

無理なく学べることは通信課程の一番のメリットです。

つまり拘束時間が少ないため、働きながら通うなどの融通が利きます。

昼間部の専門学校であれば、基本的に朝から夕方まで座学や実習のカリキュラムが組まれています。日中のほとんどは専門学校にいることになります。

夜間部では日中に仕事をしている人でも通うことができますが、21時ごろまでは授業となるため、あまり自分の自由な時間は確保できないかもしれません。

そこで、通信課程はどうでしょうか。

スクーリングと言って学校に出向き、実習を行うことも年に数回は必要ですが、あとは自宅で学ぶことができます。

日中働いていて、帰ってから学ぶこともできます。残業で遅くなった日や、忙しくて疲れた日には学びを次の日に回しても大丈夫です。

また、まだ手のかかる月齢の子供がいる母親では専門学校に通うことは難しいため、通信課程でタイミングを見計らいながら学ぶことが可能となってきます。

もちろん子供が発熱したなどイレギュラーなことが起きても、昼間部や夜間部では欠席しなくてはならないところ、通信課程であればそこは無理せず事情を優先することができます。自身が病気などで療養中、復帰後に向けて学ぶという選択肢もあります。これも通信課程ならではの学び方と言えるでしょう。

逆に自信でしっかり進めなければ勉強は進みませんし、単位が足りなければ留年の可能性もあります。

自由だからこそメリハリをしっかりつけ、自分を律して学ぶ姿勢が重要です。

○メリット③国家資格の取得が可能

通信課程であっても、昼間部や夜間部と同じ国家資格「製菓衛生師」の受験資格が得られます。これは嬉しいメリットです。

パン職人、和菓子職人、洋菓子職人になるのに必要な資格というのはありません。ところが製菓衛生師の資格を持っていると自分が製菓について学んだという証拠にもなり、就職する時に有利です。

民間資格ではなく、国家資格というのが大きなポイントです。そして製菓衛生師の受験資格は専門学校に通わない場合、製菓店などで2年間の実務経験をが必要です。実はこのように専門学校に行きたくても行けない人でも製菓衛生師の資格を取得することができます。このことについては「【専門学校に入学できない人用】パティシエになる方法」のブログをご覧ください。

○デメリット① 実習が少なく、学べる範囲が狭い

専門学校に通う上で大きな強みとなるものの一つが、豊富な実習時間です。

しかし通信課程においては自由な時間を確保する分、実習の時間は大きく削られてしまいます。

豊富な設備に食材、プロの講師による直接のレクチャーと比較してしまうと、やはり家で行う実習では質に差が出てしまいます。

また課題をこなすのがメインとなるため、それ以上の学びについてはほぼ独学でカバーしなければいけません。

昼間部や夜間部のように通学していれば講師や進路担当と直接話す機会も多く、自分の目指す将来に合わせた勉強や資格へ拡張していくことも可能ですが、通信課程においてはそうした機会も減ってしまいます。

通信課程のメリットを生かすのであればスクーリングを増やすわけにもいかないため、学費や時間を製菓に充てるか、その他に充てるかという選択と言えます。

○デメリット② 就職に対する強みが少ない

専門学校は資格や就職に強く、サポートも手厚いのが魅力の一つですが、通信課程の場合はその強みが薄れます。

昼間部や夜間部の授業量、実習量と比較するとどうしても通信課程では最低限の勉強にとどまってしまうため、同じ資格を持っていても就職のしやすさには影響が出てきます。

また性質上インターン等も参加が難しいため、就職に繋がる機会自体も通信課程は少なくなります。

資格においてもカリキュラム外のことは講師に質問することは出来ても基本的に独学がベースとなるため、学校に通う場合よりは難易度が上がります。

また就活対策の面接の練習や履歴書の書き方等の就職サポートもやはり通学する課程と比べると機会が減ってしまいます。

○デメリット③ 受講期間が長い

受講期間が長いことは一番大きなデメリットと言えます。新しいことを始めたいと考えて、無理なく通えるこの通信教育を選んだのに、受講期間が長いことで卒業することが目標となってしまい、モチベーションも下がってしまう恐れもあります。

通信課程と昼間部1年制と比べてみた

一般的な通信課程と神戸国際調理製菓専門学校の昼間部1年制である製菓衛生師科を様々な項目で比べてみましたので参考にしてくだい。

通信課程製菓衛生師科
(昼間部1年制)
学習スタイルレポート+スクーリング全日制
学費約20万約180万
終業年2年1年
就職サポート
国家試験対策

製菓専門学校の通信過程に向いてる方

自分のペースで学んでいける通信課程も製菓を学ぶ際の選択肢の1つです。

しかし勉強にかける時間が昼間部や夜間部と比べると少なくなるため、 通信課程では職人になるよりは「製菓衛生師」の資格を取得するという目的と割りきっている人には向いています。

本気で一からパン職人、和菓子職人、洋菓子職人を目指すのであれば、まずは製菓専門学校の昼間部を検討するべきです。

神戸国際調理製菓専門学校では、そうしたカリキュラムや学費に関するご相談を随時受け付けております。

目指したい将来がある方はもちろん、まだ決め切れていない方も、まずは資料請求から始めてみてください。