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【専門学校って落ちるの?】入学試験で失敗する人の特徴とは?

専門学校の入試と聞くとみんな合格できるというイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実際の所どうなのでしょうか?

面接や試験で落ちてしまう人もいるのでしょうか?

今回は、そんな「専門学校の試験で失敗してしまう人の特徴」について詳しくご紹介します。

■専門学校に落ちてしまう人はいるの?

結論から言ってしまうと、専門学校の入学試験で落ちてしまう人は「ほとんどいません」。

よほどのことがなければ全員合格・入学することができます。

それでは、「よほどのこと」とは一体何なのでしょうか?

ここからは専門学校の入試で落ちてしまう原因を解説していきます。

(1)人気のある学校を受験する場合

人気のある専門学校を受験する場合は注意が必要です。

学校が指定する「募集定員」を大幅に超えた出願者が殺到した場合は落ちてしまう場合があります。そもそも希望する学科やコースの定員数が少ない場合もあります。

毎年定員よりも出願が多くなる学校の場合はパンフレットなどで案内があるはずなので、事前に募集要項を確認しておくのが良いでしょう。

また、特に情報がないが気になる場合は、直接専門学校に「毎年どれくらいの人が出願していますか?」「倍率が知りたいです」と問い合わせてみるのが確実です。

(2)特定の分野の専門学校に出願する場合

「偏差値」と聞くと大学のイメージがありますが、実は専門学校の分野によっては合否に偏差値基準を設けている学校もあります。

例えばエアライン(特に客室乗務員やグランドスタッフなどのコース)関係は語学力やある程度の教養が必要な職業ですし、医療や看護の分野は医学を学ぶために生物や化学といった教科の基礎知識が必要になってきますよね。

また、公務員を目指せる分野も幅広い教科の基礎知識を求められます。

これらの分野に共通していることは、専門学校を卒業して就職する際や資格を取得するために、ある程度の学力が必要になるという点です。

専門学校はその名の通り、その分野の専門知識を学ぶ学校になりますから、せっかく医療系の専門学校に入学したのに理数系が苦手でまったく授業についていけない…なんていう事になったら大変です。

そのため、入試の段階で学力検査などを設けている学校も存在します。学校側としても「きちんと適性のある人を入学させたい」と考えるのは当然ですよね。

特にAO入試では「職業との適性」「学校入学者理想像」を面接官は特に注視していますので、対策が必要です。

学校によっては集団面接を実施していることもあります。『専門学校に集団面接ってあるの?­』という記事も合わせてご覧ください

(3)面接対策をしなかった場合

専門学校では学力試験がない代わりに、ほとんどの場合面接で合否を判断しています。

推薦入試やAO入試(総合型選抜)でも面接を重視しているように、学力だけでは分からない、出願者本人のやる気や人となりを見て判断することが一般的ですが、「面接だからなんとかなるだろう」と油断してはいけません。

「面接だからこそ、普段の人間性を見られてしまう」のです。

実際に面接を受けて不合格になってしまった人の原因をいくつか見ていきましょう。

<基本的なマナーができていなかった>

  • 入室した時の挨拶ができなかった
  • 髪型や服装が乱れたまま面接を受けた
  • 面接官と目を合わせることなくボソボソ話した

上記のような、人としての礼儀を欠いてしまう態度は残念ながら不合格になってしまうでしょう。面接の服装に関しては『専門学校の面接はどんな服装で行ったらいいの?』の記事にまとめていますので一緒にご確認ください

専門学校の多くは調理師や美容師・動物看護師など、人と接する機会の多い職業を目指せる学校になります。学校としても、入学してくれる生徒には希望する就職先に自信を持って送り出してあげたいと考えています。

しかし、前述したような入学希望者が来たら「入学後も授業をちゃんと受けてくれるのだろうか」「せっかく入学できても卒業できないのでは…」と不安に思いますよね。

挨拶や身だしなみは社会人としての基本的なマナーです。

日ごろから意識しておくことが大切です。

<志望動機が曖昧だった>

専門学校は大学よりも修業年限が短く、その分実習や課題などでタイトなスケジュールになることも多い学校です。即戦力としてできるだけ早く現場で活躍できるように、その分野の知識や技術を毎日みっちり学びます。

せっかく入学したのに、「思っていたのと違った」「授業についていけない」「こんなに忙しいとは思わなかった」と途中でやめてしまってはどちらにとっても辛いですよね。

そのため、入学前に面接で志望動機をしっかり確認して、入学後もしっかり学んでくれるかどうかを判断しているのです。あまりにも適当な志望動機の場合、不合格となってしまう可能性が高いので要注意です。

もし調理系の専門学校への進学を考えているのであれば『専門学校の志望動機のつくり方とは?調理系の例文もご紹介!』の記事もぜひお読みください

■専門学校の試験で失敗しないためには?

専門学校の試験で落ちないためには、挨拶など基本的な礼儀を意識し、志望動機をしっかり準備する。それでも不安という方のために、より合格を確実なものにできるポイントをご紹介します。

それは、「オープンキャンパスに参加する」ことです。

学校のことがよく分かるのはもちろん、体験入学や先輩の話を聞くことで自分自身のモチベーションアップにもなります。

何度も参加することで顔を覚えてもらったり、学校によっては特典が付くこともあります。

また、自宅から気軽に参加できるオンラインで開催している学校も増えているので、ぜひチェックしてください。