和食にはどんな種類がある?製菓が好きなあなたが知っておきたい日本料理の基礎知識

🎤 この記事の執筆・監修
神戸国際調理製菓専門学校
神戸で唯一、調理と製菓の両方を学べる専門学校。調理師免許と製菓衛生師受験資格を同時に目指せる「Wライセンス制度」と、就職率97.9%(2023年3月実績)という実績で、一人ひとりの夢や目標を後押しします。
「お菓子作りが好きだから、製菓の道に進みたい」——そう思っていたはずなのに、飲食店でのアルバイトや職場体験をきっかけに「和食や洋食にも興味が出てきた」という高校生は少なくありません。
この記事では、和食にはどんな種類があるのか、洋食とは何が違うのかを分かりやすく整理しながら、「製菓も気になるけど、和食・調理の世界にも惹かれ始めている」というあなたに向けて、進路選びのヒントをお伝えします。
目次
和食にはどんな種類がある?代表的な4つの分類
一口に「和食」と言っても、その成り立ちや形式によっていくつかの種類に分けられます。まずは代表的なものを見ていきましょう。
①本膳料理(ほんぜんりょうり)
室町時代に武家の礼法から生まれた、日本料理のもっとも格式高い形式です。「食事をとる」こと自体に儀式的な意味を持たせており、現在では冠婚葬祭の場などで、その様式が受け継がれています。
②懐石料理(かいせきりょうり)
茶の湯の席で、お茶をおいしくいただくために出される軽めの料理です。千利休が確立したとされ、旬の食材を使い、素材そのものの味わいを引き立てることを大切にしています。別名「茶事」とも言われており、食べる時間によって種類が違います。また茶事は正午を正膳とするので正午の茶事を「本懐石」ともいいます。本懐石を食べるにあたって考えるべきことは食べる人の年令、嗜好、趣味などを考慮して献立を作成することにあります。次に旬のものを熟知し、季節のものを最高に味わえるように工夫をすることで決して高価なものを料理することではありません。
③会席料理(かいせきりょうり)
読み方は同じですが、こちらはお酒と一緒に楽しむ宴会料理です。室町時代の宴席料理がルーツで、江戸時代後期には商人たちの間で、豪華な器とともに料理そのものを楽しむ形式として広まりました。結婚式やお祝いの席で目にする機会が多いのはこちらです。
④郷土料理・家庭料理
上記の3つが「儀式・様式としての和食」だとすると、郷土料理や家庭料理は、各地の気候風土や暮らしに根ざした「日々の和食」です。だし文化や発酵食品、四季の食材を活かす調理法など、和食の基本はこうした家庭の食卓の積み重ねの中にあります。
和食と洋食、何が違うの?
和食と洋食の大きな違いは、「素材の味わいをどう引き出すか」というアプローチにあります。和食はだしや発酵調味料(醤油・味噌など)を軸に、素材そのものの味を活かす方向で調理されることが多いのに対し、洋食はソースやバター・生クリームなどを使い、素材に別の味わいを重ねていく調理法が中心です。
どちらが優れているという話ではなく、それぞれに異なる技術と知識が必要になる、という点が大切です。だからこそ「製菓(洋菓子)は好きだけど、和食の技術にも興味がある」という感覚は、ごく自然なことなのです。
「製菓が好き」から「和食も気になる」——その気持ちは、進路の幅を広げるチャンス
職場体験やアルバイトで和食・洋食どちらの現場も見た経験がある人ほど、「製菓だけに絞っていいのかな」と迷いが生まれやすいものです。
実はこの迷いは、進路選びにおいてマイナスではありません。製菓の道に進むにしても、和食を含む「調理」全般の基礎知識や技術を持っていることは、将来の就職先の選択肢を広げる強みになります。例えば、ホテルやレストランでは製菓と調理の両方の現場を経験したスタッフが重宝されるケースも多くあります。
神戸国際調理製菓専門学校なら、和食も洋食も製菓も学べる
「製菓か調理か、まだ決めきれない」という人のために、神戸国際調理製菓専門学校では、和食・洋食を含む「調理」と「製菓」の両方をしっかり学べる環境を用意しています。
Wライセンス制度で、調理師免許と製菓衛生師を同時に目指せる
本校のWライセンスコースなら、1年次は製菓を中心に学びながら、2年次には調理(和食・洋食を含む)にも軸足を移し、卒業時には調理師免許と製菓衛生師受験資格の両方を目指すことができます。「まだ製菓と調理、どちらか一方に決めなくていい」というのが、本校の大きな特長です。
>>>Wライセンス制度についてもっと詳しく知りたい方は「Wライセンスとは?調理師免許と製菓衛生師を2年間で同時に目指せる学び方」もあわせてご覧ください。
オープンキャンパスで、実際の授業を体験してみよう
和食の基本や、本膳料理・懐石料理・会席料理といった様式についてもっと詳しく知りたい方は、「日本料理の紹介|実は知らない種類と特徴」の記事もあわせてご確認ください。
そして、実際に和食・洋食・製菓のどの分野が自分に向いているのかを確かめる一番の方法は、オープンキャンパスでの体験です。
>>>製菓・調理のどちらが自分に向いているか迷っている方は「オープンキャンパスで製菓・調理、自分に向いているのはどっち?後悔しない体験の仕方」もぜひチェックしてみてください。
まとめ
和食には、本膳料理・懐石料理・会席料理といった格式ある様式から、郷土料理・家庭料理まで、実にさまざまな種類があります。そして「製菓が好き」という気持ちと「和食・洋食にも興味がある」という気持ちは、どちらも大切にしていい進路の手がかりです。
まだ製菓と調理のどちらか一方に決めきれていなくても大丈夫。まずはオープンキャンパスで、和食・洋食・製菓すべての現場を実際に体験してみませんか。