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調理師免許の取得方法を解説|キャリアチェンジで調理師になりたい人必見!

【はじめに】

キャリアチェンジで調理師になりたい!そう考えている人はたくさんいます。「自分でカフェを開きたい」「飲食店を開業したい」あなたに、調理師免許取得方法を解説します。

専門学校への進学は必須?未経験や主婦でも目指せば調理師になれる?調理師になるために気になる点を詳しく解説します📝

 

【調理師免許とは】

調理師免許とは、調理師として栄養面や衛生面において正確な知識と技術を持っている人であることを証明できる国家資格であり、医師免許などと一緒ですが、大きな違いがあります。

調理師免許を持っていれば調理師と名乗れます。

しかし、料理人になること自体に調理師免許は必須ではありません。ここが医師免許と大きな違いで、医師免許は医者としての業務を果たす時には必ず必要となりますが、調理師免許は、たとえ飲食店を開業してお客様に料理を提供する時にでも必要ではありません。もしも調理をするのに免許が必要ならば、毎日ご飯を作ってくれるお母さんは必ず免許を持っていなければならないということになりますよね。

そのため正確には、調理師とは調理師免許を取得した料理人というのが正しい表現なのかもしれません。

しかし、それだけの意味しかないのなら、面倒だし取らなくていいや、と思うかもしれませんが、調理師免許には以下のようなメリットがあります。

 

  • 調理に関する知識・技術の証明となり、信頼感を与えられる
  • 中には調理師免許が採用の条件となる飲食店もある。
  • 調理師免許を持っていると給料にも若干の違いが出るケースもある

調理師免許は食に関する知識と技術の証明となるため、応募が多い店舗だと調理師免許があるかないかで落とされてしまう可能性も十分にあります。

もしあなたに有名ホテルや料理店で働くといった夢があったり、地元でカフェを開く、家業の後を継ぐ、といった目的があれば、調理師免許は幅広い知識や専門技術を証明するためにも取得が必須となる資格です。

 

【調理師免許を取得するには】

調理師の国家資格の取得方法は大きく2つあります。

  • 2年以上の実務経験を経た後に試験に合格すること。
  • 神戸国際調理製菓専門学校のような認可を受けた養成校で定められた単位を取得した上で卒業すること

もちろん何歳になっても取得することは可能です。神戸国際調理製菓専門学校にも一度社会人を経験した30歳の方も通っていたこともあります。

しかし、この場合は学業に専念する事ができるものの、収入面での不安があります。社会人として働いていた頃の貯金を切り崩して学校に通っていたケースもありますし、アルバイトをして生計を立てていたとも聞きますが、社会人のころと比べると収入はかなり少なくなってしますよね。ただキャリアチェンジともなるとそれなりの覚悟が必要なのかもしれません。

もう一つの方法は、昼は社会人として働きながら、夜に学ぶという方法です。収入面での心配は少なくなりますが、仕事と学業とを両立させるというのは少しハードでしょう。

逆に言えば実務経験を積める環境があるならば、取得を急ぐ必要はなく、役職が上がったり現場経験によって技術力がついたタイミングで取得する人も多いと聞きます。

 

【調理師免許試験って難しい?】

試験内容は調理師免許は栄養面や衛生面において正確な知識と技術を持っていることを証明するものなので、食文化や衛生学、栄養学などの食に関することで、数ヵ月から半年ほどの対策で合格できるといわれています。

出題される問題は都道府県によって異なるため、受験先の都道府県の過去問題をネットで繰り返し解いてから臨むと安心です。

難関とは言いませんがそれほど合格が容易な試験ではありません。一般的に調理師試験の合格率は60~65%と言われています。

ただし調理師専門学校に進学し、卒業することが出来れば試験に合格する必要はありません。

そのため進学を選ぶケースがほとんどです。神戸国際調理製菓専門学校の場合、調理師科のような1年間のコースで卒業と同時に調理師免許を取得することができます。

 

【キャリアチェンジを目指し、調理師学校へ】

高校を卒業してから自動車整備の仕事をしていました。

そこでも接客の機会があり、前から興味のあった調理の道へ思い切ってキャリアチェンジすることに。学費が安いにも関わらず、しっかり学べるという点は大きな魅力でしたね。

また、専門学校にはめずらしく学生の年齢層の幅が広く、社会人を経験してから学び直す人も多いので、無理なくなじめると思います。目の前にあること一つひとつにチャレンジ精神をもって取り組み、いずれは自分の店をもちたいです。

 

【まとめ】

キャリアチェンジをして調理師を目指しているあなたに言えることは、調理師は絶対になくならない職業であるということです。

外食産業全体を通してみると売り上げの規模は縮小を辿っていますが、飲食店の数は約80万軒以上ありそこで働く従業員の数は400万人以上います。

それだけ競合はいますが、すでに外食は私たちの食生活になくてはならないものになっていて、その中で食の安全安心を担っている調理師の存在は非常に大きいといえます。自分のお店を開くにしても、調理師免許を持っているだけで、お客様から信頼を得れるのであればこの先も必要とされるでしょう。