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専門学校のいいところはココだ!就職率が高くサポート制度が充実!

AOエントリーが始まる6月は高校3年生にとっては進路を決めるうえでとても重要な時期なのではないでしょうか?

神戸国際調理製菓専門学校のアンケートによると、入学した7割の学生が6月にオープンキャンパスに参加したという結果が出ています。

しかし、専門学校にするか、大学にするか、また就職するかなど、まだまだ迷っている人も多いと聞いています。

今回は専門学校の良いところを様々な面から掘り下げて、みなさまに紹介していきたいと思います。

専門学校とは

専門学校は大学や短期大学と同じように高校の卒業資格を有する人を対象にした日本の職業教育と直結した高等教育機関です

高等学校の新卒者が進学先として選択するケースがほとんどですが、大学の卒業者や社会を一度経験した人も入学できます。

より深く専門分野を学びたい人や資格を取得したいという希望に答えるためにカリキュラを構成しており、学校教育124条により都道府県知事の認可によって設置されています。

専門学校の特徴

専門学校は高校教育で学んだ基礎学力に加えて、職業教育と直結している専門科目を実践的にかつ短期的に学べることが特徴といえます。

大学や短期大学のような一般課教養を学ぶ授業が少ないため、入学した4月から専門的な勉強ができるようなカリキュラムを整えています。

例えば調理の専門学校だと、包丁の使い方、魚の捌き方、栄養学から調理理論まで1年生からその分野に関して深く学ぶことができ、その道のスペシャリストを目指す方にとっては専門学校が良いと言えるでしょう。

終業年限も2年間が一般的で、目指す職業や取得したい資格がはっきりとしていれば、大学よりも早くに社会に出ることができるので、なりたい自分への近道となります。

大学より良いポイントとは

結論から申し上げますと卒業後も専門学校で学んだ知識や技術をフルに活かすことができるので、就職先でも即戦力として活躍することができるでしょう。

遊ぶ時間は少ないかもしれませんが、その分好きなことに没頭できる時間が多いという点は専門学校の良い特徴と言えるでしょう。

その点、たくさんの困難もありますが、一緒になって頑張っていける先生方のサポート力も魅力です。

それでは具体的に良いポイントを紹介していきます。

良いポイント①:就職率が高い

例年、専門学校は高い就職率をキープしています

専門学校が就職に強いと言われるのは、社会と直結した学校であるため、仕事の求人が豊富にあることがあげられますが、それだけではありません。

1つの目の理由として学校を卒業したほとんどの人が関連の仕事に就いて働いているということが挙げられます。

その卒業生たちのおかげで、専門学校卒業生の需要が高まりつつあるのは事実です。

その点大学の場合、学部と全然違う仕事に就職したということはよくあることです。

それだと学校で勉強したことは何だったのかと疑問に思いますよね。

2つ目の理由として仕事と直結した資格を取得できるという点も挙げられます。

美容師の場合、美容師免許を持っていなければ美容師になることができません。

調理分野でもフードアナリストや管理栄養士もその道に進むなら必ず所持しておいた方がいい資格となっています。

良いポイント③:学生の志が高い

学びたい意欲や職業分野の業界に貢献したい志があれば誰でも入学することができるのが専門学校の特徴です。

例えば、大学に入学した人や社会を経験した人だけではなく海外からの留学生でも「資格を取得したい」「手に職をつけたい」という思いから、入学するケースも少なくありません。

社会人でも専門学校に通える?」のブログ記事でも紹介していますのでチェックしてみてください。

その理由は、キャリアアップを目指すリカレント教育が主流になってきている時代だからこそ、将来的に自分でお店を持ってがんばっていきたいという強い思いや日本の技術を母国で広めたいという熱い思いがあるということでしょう。

良いポイント②:サポート力

専門学校の先生が学生と距離が近く感じるのは、学生の「今とその先」を一緒に考える必要が大学生と違って大いにあるからです。

それは専門学校は入学をしたら少人数の班の人のコミュニケーションを取りながら実習を進めていくので、対人関係でうまくいかなかったり、入学して3か月後の夏休みには就職活動が始まったりと、学校生活を過ごしていく中で、色々と不安や障害はつきものだからです

専門学校の先生は学生を常に見続け、生活指導や就職指導にかかわらず、満遍なくに学生一人ひとりの希望や適性をきちんと見抜き、その学生にあった指導をしています。

そういったところに大学にはないサポート力を感じますよね。

保護者の方へ」というページでも図を交えて解説をしておりますので、併せてご覧ください。

最後に

日本では高等学校の新卒者の約8割が大学や専門学校に進学をしています。その中でも4年制大学への進学率はここ10年間で上昇し約5割となっています。

しかし、専門学校の進学率は約15%に停滞しているのが現状です。

これは近年になって大学が入学しやすくなったことや社会的な不安定さが関与して「とりあえず大学志向」で大学に進学するケースが多くなってきたからでしょう。

しかし、専門学校は年齢や学歴にかかわらず、夢や目標を持った人が集まって、頑張りたいと思ったその時からスタートできる学びの場であります。

そしてなりたい職業をイメージして専門学校で学ぶうちに憧れの仕事へ一歩づつ近づいていく自覚を深めていくことで、人生を豊かにすることもできます。

少しでも専門学校への入学を考えている方はまずはオープンキャンパスに参加してみてもいいかなと思います。