パティシエになる!実践的な経験を積める製菓専門学校の実習とは

製菓専門学校の実習は、単なるお菓子作りではありません。
将来、パティシエやパン職人として活躍するための、実践的なスキルを習得する大切な場。
そして、教科書で学ぶだけでは分からない、本物の味やプロの技を体験できるのが実習の魅力。製菓専門学校の実習では、基礎から応用まで、幅広いことを学ぶことができるのです!
この記事では、製菓専門学校の実習について、その具体的な内容やどんなメリットが得られるかなど、幅広く解説していきます。
将来、パティシエやパン職人として活躍したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください!
目次
1.製菓専門学校の実習とは?

製菓専門学校の実習は、実際に手を動かして技術を習得するための大切な時間です。
学校によって特色がありますが、実習は製菓・製パンの基礎技術から応用技術まで、幅広い分野で行われます。
パン作りでは生地の発酵時間や温度管理、和菓子では繊細なあんの作り方など、実際に手を動かしながら技術を磨いていきます。
例えば、カフェの経営やデザート作りに興味がある場合は、本校の製菓スぺシャリスト本科のカフェ実習などカフェ学やカジュアルフードの実習が充実している学校を選ぶと良いでしょう。
2.製菓専門学校の主な実習内容

実際に製菓専門学校で行われる実習内容は、学校により多少の違いがあります。自分が学びたいカリキュラムが実習の中に含まれているか、入学前に事前に確認しておくとよいでしょう。
2.1.製菓・製パン・カフェ実習
製菓実習 ・洋菓子実習 生地やクリーム作りなどの基本技術に加え、飴細工やシュガークラフトなど洋菓子の作り方を学びます。 ・和菓子実習 様々な種類のあんの作り方や、生菓子・焼菓子・蒸菓子・流し菓子など幅広い和菓子の作り方を学びます。 |
製パン実習 ・生地づくり パンの基礎となる様々な生地(ストレート法、中種法、湯種法など)を学び、その特性を理解します。 ・発酵 イースト菌の働き、発酵の温度や時間、発酵状態の確認方法などを学びます。 ・成形 食パン・フランスパン・菓子パンなどの成形方法を習得します。 ・焼成(しょうせい) オーブンの使い方や焼き時間、焼き色などを調整し、美味しく焼き上げる技術を習得します。 ・欧米の食事パン バゲット・カンパーニュ・ライ麦パンなど、伝統的なパン作りを学びます。 ・日本の調理パン サンドイッチ・ホットドッグ・バーガーなど、様々な調理パンの作り方を学びます。 ・菓子パン クリームパン・あんパン・メロンパンなど、人気の菓子パンの作り方を学びます。 |
カフェ学 ・コーヒー、紅茶の知識 コーヒー豆の種類や焙煎、茶葉の種類や淹れ方などを幅広く学びます。 ・カフェ運営 カフェのメニュー構成・店舗デザイン・マーケティングなど、カフェ運営に必要な知識を学びます。 |
2.2.その他の実習内容
製菓専門学校の実習は、食べ物作りの実習以外にも主に製菓衛生師試験対策・フランス語・マネージメント・サービス学・フードデザインなど色々な角度で実習を行います。
詳しい内容については以下で紹介していきます。
製菓衛生師試験対策 ・理論 食品衛生法・食品表示基準・食品添加物など、試験範囲を網羅的に学習します。 ・実技 食品衛生に関する実技試験対策を行います。 ・過去問演習 過去の問題を解き、試験に慣れるとともに、弱点克服を行います。 |
フランス語 ・製菓用語 フランス語で書かれたレシピを理解するため基礎的なフランス語を学びます。 ・メニュー名 フランス料理のメニュー名などを学びます。 ・接客用語 お客様とのコミュニケーションに必要なフランス語を学びます。 |
マネージメント ・経営学 マーケティングや会計・人事など、店舗経営に必要な知識を学びます。 ・商品開発 新しい商品を開発するためのアイデア出しや、市場調査の方法を学びます。 ・店舗運営 店舗のレイアウトやメニュー構成・スタッフの管理など、店舗運営に必要な知識を学びます。 |
サービス学 ・おもてなしの心 お客様への接客の基本を学びます。 ・言葉遣い 電話対応、クレーム対応など、様々な場面での言葉遣いを学びます。 ・身だしなみ プロとしての身だしなみを学びます。 |
フードデザイン ・視覚的な表現 色・形・素材などを使い、魅力的な商品をデザインする方法を学びます。 ・ディスプレイ 商品を効果的にディスプレイする方法を学びます。 ・ラッピング プレゼント用のラッピング方法を学びます。 |
製菓専門学校の実習では、製菓や製パンの基礎技術はもちろん、経営・サービス・デザインなどの幅広い分野を学びます。 これらの知識や技術を総合的に習得することで、将来、パティシエやパン職人として活躍するための基盤を築くことができるのです
3.製菓専門学校の実習で得られるもの

製菓専門学校の実習は、単に美味しいお菓子を作る技術を身につけるだけではありません。将来、パティシエやパン職人として活躍するために不可欠な、様々な能力を養うことができます。
3.1.実践的な技術の習得
基礎から応用まで幅広い技術の習得:スポンジケーキの焼き方から繊細なデコレーションまで、基礎から応用まで幅広い技術・製法を学びます。
問題解決能力の向上:レシピ通りに進まない場合でも、冷静に状況を判断し、最善の解決策を見つけ出す力を養います。
応用力の育成:基礎を学んだ上で、自分だけのオリジナルレシピを考案し、応用力を育みます。
スピードと正確性の両立:プロの現場ではスピードと正確さが求められます。実習を通して、効率よく作業を行い、高品質な製品を作り出す力を身につけます。
3.2.チームワークとコミュニケーション能力の向上
チームで協力し、目標達成:班で協力して一つの作品を作り上げることで、チームワークの大切さを学びます。
多様な意見を尊重:異なる意見を持つ仲間と意見交換することで、多様な価値観を尊重する姿勢を養います。
リーダーシップを発揮:班のリーダーとして、メンバーをまとめ、目標達成に導く経験を通して、リーダーシップを発揮する力を養います。
コミュニケーション能力の強化:実習を通して、周囲の人々と円滑なコミュニケーションを取る能力を養います。
3.3.プロの意識と責任感
食品衛生の重要性:食品衛生に関する知識を深め、安全な食品を作るための意識を養います。
時間管理の大切さ:限られた時間の中で効率よく作業を行うことで、時間管理の大切さを学びます。
品質へのこだわり:高品質な製品を作るために、材料の選定から仕上げまで、細心の注意を払うことを学びます。
お客様への感謝:自分たちが作ったお菓子を食べて喜ぶお客様の姿を見ることで、お客様への感謝の気持ちを育みます。
3.4.就職活動へのアドバンテージ
実務経験:実習で得た経験は、就職活動で大きなアピールポイントに。
業界への理解:製菓業界の仕事内容や職場環境を理解し、自分に合った仕事を選ぶことができます。
人脈形成:先生や先輩など業界で活躍する人々と出会う機会があるので、人脈を築くチャンスに。
3.5.将来のキャリアパスを切り開く
独立開業:自分の店を持ちたいという夢の実現に向けて、必要な知識や技術を習得できます。
食品開発:新しい商品開発に携わり、世の中に新しいお菓子を届けることができます。
海外で活躍:海外でパティシエとして活躍したいという夢を実現するための第一歩となることもあります。
4.まとめ

製菓専門学校の実習は、将来、パティシエやパン職人として活躍するために不可欠な幅広い能力を養う場。
実習を通して得た経験は、卒業後のキャリアパスを大きく広げ、豊かな人生を送るための礎となるでしょう。
また、語学やサービス学・マネージメントなどの学びは、必ず将来の自分の強みとなります。
実習内容は、時代の流れや社会のニーズに合わせて変化していく可能性があるので、自分が進学を志望している学校を確認しましょう。
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